民泊の中のひと vol.3 「”Air Profits”サムライ・インターナショナル株式会社 代表取締役 岡田塁氏」

share,beでは民泊の見える化を目指し、「中の人」への取材を通して、民泊をより身近にイメージできるよう情報を発信していく。今回は、民泊ホスト向けの運用管理・分析サービス「Air Profits」を展開するサムライ・インターナショナル株式会社の代表取締役 岡田塁氏に取材協力頂いた。

サービスリリースからわずか1ヶ月で導入事業者が100社を超え、現在は200社を突破し、非常に好調な「Air Profits」。そのサービスを始めたきっかけや、代表の岡田氏が考える市場の今後についてなど、幅広く話を伺った。

Air Profitsとは

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サービス内容

「Air Profits(エアプロフィッツ)」では、民泊を運用する不動産会社、運用代行業者様、個人オーナー様向けにAirbnbサイト内の運用を一括管理できるサービスを提供。「Air Profits」を使用すれば数時間かかる分析や管理作業を数分に短縮することが可能。

特徴

・アカウントの横断的な管理、編集ができる(アカウント切り替えのログイン・アウト不要)
・カレンダー、メッセージ、売上など重要な情報をタイムリーに同時閲覧が可能
・airbnb上位対策で必須となるPV、予約率の管理・分析が容易に行える

なぜ民泊市場を選択したのか

Q:Air Profitsを始めたきっかけは?

「まず、民泊の市場自体が伸びているし、今後も成長していくだろうなと考えてます。それに加えて、市場の未来を描きやすかった。この市場はホテルの後追いをしていくのだろうなと考えていて、昔は色んな旅行代理店がいて、ホテル各社の在庫を売ってくれた、それが楽天トラベルとかじゃらんとかインターネットで売る時代になってきた。その後は予約サイトが乱立するようになり、複数サイトを活用しなければならなくなり、サイトコントローラーの需要が出てくるようになった。

私自身も民泊運営に携わった経験があり、顧客を十分にイメージすることができました。私が感じていた課題感は、複数アカウントの同時ログインがとにかく大変で、売上を見ようと思ってCSVをはきだしたら、文字化けしてるし、行がずれてるとかがよく起きていました。売上を上げるためには管理分析が重要で必ず見ないといけないものなのに、不便で仕方がないという思いがありました。現時点では約200事業者様がAir Profitsを導入していただけているのですが、そうした経験を活かし、ユーザー視点に立って機能を盛り込めている点が評価されているのかなと感じます。」

「神ツールだ!」と評する声も

Q:利用者からはどのような反響がありますか?

「”毎日使ってるよ”、”無料なのでありがたい!”などのお声を頂いています。特に運用代行会社様だとクライアントへ売上レポートを作成するための集計作業が非常に楽になった、神ツールだ、なんておっしゃって頂いた事がありました。代行会社様は何百件とアカウントを運用されているので、その都度行うログイン、ログアウトが非常に面倒な作業だったと聞いています。」

今後、運用代行事業の参入は一切考えていない

Q:それだけ効率的な運用管理が可能であれば、運用代行事業に参入など考えないのですか?

「運用代行事業は全く考えてないですね。弊社は元々スマホアプリの開発事業をメインに会社を運営していました。アプリ開発と言っても色んな言語を駆使して、サーバーサイドの開発まで行いますし、幅広く技術を熟知しています。今後はより開発体制を強化し、サイトマネージャーの機能強化を進めていきたいですね。」

今後の環境変化について考えている事とは

Q:民泊新法が来年成立する見通しですが、求める事はありますか?

「日数制限は早々に撤廃してもらいたいですね。違法民泊が無くならないのは、法律の線引きが現実との乖離幅が大きいのが原因であって、線引きは現実に即した方が良いと思っています。後は、民泊施設を管理する人には資格が求められるという内容についてですが、資格取得のためのハードルは低い方が良いとも考えています。制限はなるべく無い方が市場は健全に伸びていくだろうし、逆に規制が強ければブラックなイメージは継続していくのかなと思います。」

これからホストを始めようとする方へアドバイス

Q:どんな部屋、立地がおすすめですか?

「人数は6人以上が入る部屋が良いですね。ワンルームはやめた方が良いかなと思います。競争率がとにかく高い、6人以上が入る大きな箱は初期投資が高くなるが、競争率は低いのでおすすめですね。東南アジアの人は家族旅行する事が多いんですよ。大人数で行きたいというニーズが強くて、そういったニーズを拾える大きな物件は非常に良いと思います。2LDKや3LDKくらいの間取りがあれば十分対応できるでしょうね。

場所は都心が近いに越した事はないのですが、最近はリゾート地が好調だと聞いています。沖縄、箱根、伊豆あたりですね。そこは日本人からの予約が増えていて、日本は内需が大きい国なので、これからもっと売上は伸びていくでしょうね。」

取材協力:サムライ・インターナショナル株式会社 代表取締役 岡田塁氏