検証!本当に見つからないの?民泊物件を大手サイトのHOMESで探してみた。

民泊ビジネスへの参入者が2015年から急増し、それと同時に民泊を許可された物件の需要が拡大。現在では民泊物件は立地や内容次第では内見すらせず、すぐに申し込みが入ることもあるようだ。

そもそも民泊物件はどうやって見つけることができるのか?現在民泊をしているホストに話を聞いてみたところ、下記の方法で情報を取得することが多いのだという。

・店舗
・民泊物件専門サイト
・知人・友人の紹介
・SNSコミュニティー

店舗とは、街にある不動産屋さん。ここでは賃貸仲介の店舗がイメージに合致するだろう。民泊物件専門サイトは、民泊物件.comやmincolle、booken.jpなどが挙げられる。あと、資産家の友人や知人から紹介を受けるというケースもあるのだそうだ。SNSコミュニティーはFacebookで民泊ホスト同士のグループが数多く形成され、物件情報やその他民泊関連情報が共有されている。多い所では1,000人以上が所属している。

ここで気になったのは、SUUMOやHOMESなどでは民泊物件は探せないのか?という疑問だ。
家をインターネットで探すといえば、この2つのサイトが大多数ではないだろうか。

そこで、HOMESで民泊を探してみた。

 

物件を選んで問い合わせる

  1. エリア、賃料、間取など諸々の条件で絞り込む
  2. 気になる物件を「お気に入り」に登録する
  3. マイページで「お気に入り」を確認する
  4. 「お気に入り」物件を一括でチェックボックスにチェックをつける
  5. 一斉に内見希望の問い合わせを出す

 

1〜5の流れは特に変わったことはしていない。ただし、備考欄に民泊営業での利用可否を確認する文言を入れ問い合わせを行った。

 

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担当会社様からの回答を確認する

今回は気になる物件を20件ほどピックアップし、問い合わせを行った。下記は回答をまとめたものだ。

・民泊不可 13件
・民泊可能 2件
・返答なし 4件
・オーナーの許可は取れないが案内は可能 1件

民泊不可

民泊不可の回答は下記のようなメールで頂いた。

この度は、【HOME’S】にて弊社までお問合せをいただきまして
誠にありがとうございました。

せっかくお問い合わせいただきましたが、当店舗では民泊での
転貸は行っておりません。

通常の賃貸にてお部屋探しの機会がありましたら是非
ご利用下さいませ。

よろしくお願い申し上げます。

ほとんどが民泊不可という回答であり、会社として民泊には取り組んでいないという答えだった。中には民泊新法が施行された後に、取り扱いを開始する予定だという所もあり、新法施行後は今とは大きく環境が変わるのだろうと感じた。

 

民泊可能

2件と少ない回答ではあるものの、民泊可能物件を見つけることができた。

1つは、借り手がつかない状況が続いているので民泊相談可能。ただし、居住用よりも家賃は1万円上乗せとなり、敷金も1ヶ月追加するという。宿泊者のトラブルを警戒してのことだと推測される。

もう1つは、問い合わせをした部屋は民泊不可だが、別フロアの部屋が空いていて、そこは友人がオーナーをしている。電話で確認してみたところ、民泊可能と回答をもらったので案内可能とのことだった。

オーナーの許可は取れないが案内は可能

ここは是非注意してほしいところだ。これは、オーナーは民泊利用不可としているため、オーナーには黙って民泊を行うということであれば、案内することは可能という話だ。

このように契約を進めてくる事業者は、店舗、ネット、どの経路を通っても必ず存在する。

このケースは、当然違法民泊であるのに加え、仲介事業者が契約書にも民泊利用や転貸を明記させないため、何かトラブルがあればすぐに退去させられてしまう。オーナーと仲介業者がこの状況を意図的に仕組んで、退去時に法外な違約金を求められたという話を耳にしたこともある。とにかく、この手の話は避けるべきだ。

 

まとめ

結果、大手サイトでも民泊物件は見つかる。しかし、民泊可能である確率は非常に低いため、効率は良くない。民泊新法施行後は多くの店舗が民泊物件を取扱うようになる可能性が高く、そうなれば現在ある民泊専門サイトだけでなく、検索する経路が増え、物件を見つけやすくなるだろう。