ホストにとって新たな勝機となるか、Airbnbが「トリップ」の拡張を発表

321日、世界最大手民泊予約サイトのAirbnbは「トリップ」を拡張し、「体験」サービスの地域に大阪を追加、さらに東京の「ガイドブック」機能を新たに追加することを発表した。

Airbnbは、ホストは自分の部屋を旅行者に宿泊施設として提供し、ゲストはこれまでとは違った新しい旅行体験を得ることができるプラットフォームとして成長を続けてきた。そこに昨年11月、新たに追加された機能が「トリップ」だ。

「トリップ」では、特別な体験(ゲストが普段では体験することが難しい)を提供することができるホストがAirbnbを通して、「体験」としてサービス提供することができ、ゲストはその特別な体験を通して、日本の文化やこれまで知り得なかった穴場スポットを巡ることができるようになった。

東京で提供される「体験」の数は昨年11月開始から2倍に増え、東京はパリに次いで2番目の人気を得ているのだという。

参照:「Airbnb、日本のトリップ・プラットフォームを拡張

「トリップ」はホストの新たな勝機となるか

リスティング数の急増により、競争環境が厳しくなるなか、ホストは常に他のホストとの差別化を図るチャンスを探している。「トリップ」はホストにとって、どのように捉えられているのだろうか。

現在、都内で民泊を運営するホストは次のように答えた。

「トリップにはすごく興味をもっています。私は飲食店が本業なので、料理教室をエアビーに載せられないかとお願いしている代行会社さんに相談したことがあります。ですが、代行会社さんもよく仕組みが分かっていないようで、検討しますから3ヶ月たってしまいました。早く対応しないと、すぐにいろんな人が参入してくると思うので、すぐに始めたいのですが。」

「トリップ」への興味を示すものの、この機能に対応した運営代行会社は少ないようだ。部屋を提供するコトと、体験を提供するコトは提供するために必要なモノやスキルが全く異なるため、投資目的で民泊を運営する人にとって「トリップ」は活用しにくいものだと言える。一方、特別な体験を提供できる何かを持っているホストにとって、他との差別化を図る良い機会となるかもしれない。