民泊・ホテルの中心地は大阪へ?星野リゾート、アヴァンスが大阪で新展開

 

いま大阪を狙うホテル・民泊関連企業の視線が熱い

大阪は東京に次いでAirbnbに掲載される民泊物件数が多い地域。東京は渋谷、新宿、池袋、六本木、浅草などなど、都内の各所に人気エリアが散らばっているのだが、一方で大阪は日本橋、梅田、難波、心斎橋と「民泊」「訪日旅行者」というキーワードで限定した場合、人気とされる地域は一部に集約され、その一局集中した密集地内での競争は東京を凌駕しているのかもしれない。

昨年10月末より大阪市における特区民泊が解禁され、4月18日時点で認定施設数は62件あり、半年以上前に解禁されていた東京都大田区の33件を早々に超えていった。その要因としては、「宿泊日数制限の緩和」が考えられる。大阪市では宿泊の受け入れを「6泊7日」から「2泊3日」へ今年1月に緩和されたのに対し、大田区は特区開始から同じ「6泊7日」のままだ。

特区民泊」という明確なルールが設定されたことで企業の積極参入が相次ぎ、大阪市は東京を超える勢いだ。そして、昨日、星野リゾートが新今宮でのホテル開業を発表し、アヴァンスグループの不動産会社が大阪市の物件を民泊物件として借り上げるサービスを提供・物件募集開始を発表した。星野リゾートの参入の影響もあり、民泊の人気地域は拡大することが予想される。今後、同様に新サービスが投入され、大阪市での民泊が盛り上がることに期待したい。

 

大阪・新今宮駅前に星野リゾート、2022年開業予定

24日、星野リゾートは新今宮駅前に新たにホテル建設を計画していると発表した。都市観光客をターゲットにした新しいスタイルのホテルとして、2022年の開業を目指すとしている。608ある客室はすべてが30平米以上に設計し、ターゲットは民泊利用者のメインとなる訪日外国人ではなく、日本人なのだという。

「政府の目標通りになったとしても(観光客の)70%は日本国内の需要、日本人による国内観光の需要が一番大事」(星野リゾート 星野佳路代表)
※引用元「毎日放送

 

「ディープな地域魅力があるということは、我々にとって圧倒的なプラス。私が一番驚嘆したのは、自販機のお茶が60円だった。ホテルのまわりもぜひ歩いていただいて、『私たちは大阪のど真ん中に泊まっているんだ』と感じていただきたい」(星野リゾート 星野佳路代表)
※引用元「毎日放送

星野リゾートというハイブランド企業の参入により、商業施設や旅行者数の増加が見込まれ、新今宮駅周辺の集客力が向上することが予想される。星野リゾート開業に先立って特区民泊、簡易宿所、旅館を始めようと動き出した投資家は少なく無いだろう。

 

アヴァンスグループ会社が民泊物件として借り上げるサービス開始

民泊、旅館業運営や物件紹介を行うエーエルジー不動産株式会社(アヴァンス・グループ)は、大阪市内で条件に合う空き物件があれば、旅行者の宿泊施設として、不動産所有者もしくは不動産管理会社から物件を借り上げるサービスを提供し、4月24日に物件の募集を開始したと発表した。今後3年を目処に500室の借り上げを目標としているという。

同社はサービス提供の背景として、物件供給が過剰な状態における空室発生・賃料相場停滞を問題にあげ、金融機関が積極的にマンション建設費を融資しているため、新築マンションの建設が続き、大阪市内でのマンション・アパートが供給過剰な状態になりつつあることが要因であるとしている。

 

参照:「【星野リゾート】大阪市・新今宮駅 都市観光ホテル開発計画始動

参照:「「狙いは日本人」新今宮の星野リゾート

参照:「①空き物件の借り上げサービス提供開始 ②宿泊施設許可運営ワンストップコンサルティングサービス提供開始