特区民泊とは?

特区民泊とは、民泊に関する区域計画が認定された国家戦略特別区域内で行う民泊のことを言う。

一言で、特区民泊とは上記のようにまとめられる。

しかし、それぞれの単語が分からず内容が理解できないという方もいるのではないだろうか。

下記の単語を整理し、分かりやすく特区民泊について解説したいと思う。

・国家戦略特別区域
・区域計画
特区民泊

 


 

国家戦略特別区域

産業の国際競争力を高めるために必要となる規制改革を重点的に実施するエリア。
国家戦略特区の中では予め認定された事業であれば、他地域では既存法による規制対象のものであっても合法的に事業展開することが可能となる。

東京都
神奈川県
千葉県成田市
大阪府
兵庫県
京都府
新潟県新潟市
兵庫県養父市
福岡県福岡市
沖縄県

秋田県仙北市
宮城県仙台市
愛知県

広島県
愛媛県今治市
千葉市
北九州市

 

区域計画

区域計画は国・地方公共団体・民間の三者から組織される国家戦略特別区域会議において協議・作成され、内閣総理大臣が認定します。区域計画が認定されると、当該国家戦略特区において、規制の特例措置の適用を受けた事業等の実施が可能となります。
(引用:首相官邸ホームページ

 

特区民泊とは

・産業的な国際競争力を高めるために、
・制定されたエリア内であり、
・かつ総理大臣から認定された事業として、
・展開される民泊

現在、特区民泊が認められているのは、東京都大田区と大阪府のみだ。

東京都大田区では、下記のような要件を満たすことが求められている。

・最低宿泊日数が6泊7日以上であること
・滞在者の本人確認と名簿作成
・近隣住民からの苦情受付窓口の設置
など (※参照:大田区ホームページ

民泊事業者からはこの要件について、実態に合っていない、ニーズに対応できないなど、さらなる改善要求の声が多くあがっている。

今後もこのような実態と乖離した要件が継続されるのか、それとも実態に合わせさらに緩和が図られるのか、その展開による国の民泊に対する期待が見えてくる。民泊が違法ではなく健全に普及するよう、実態に合った緩和が推進されることを期待する。