京都の料亭・割烹を予約・決済代行、JTB西日本が新サービス発表

 

株式会社JTB西日本は、京都の料亭・割烹を紹介する新サービスを開始すると発表。京都の料亭・割烹を紹介したガイドブック「Japanese Restaurant Reservation Service in kyoto」を発行し、訪日外国人専用の観光案内所「関西ツーリストインフォメーションセンター京都」および京都主要ホテルにて無料で配布し、当ガイドブックに掲載された施設の予約および決済代行のサービスを提供する。

 

サービス開始の背景

観光庁の発表資料によると、訪日外国人旅行者の訪日目的として「日本食を食べること」とする回答が71.2%にのぼり、なかでも京都における料亭・割烹での「伝統的な和食体験」は関心が高くなっている。しかしながら、料亭・割烹では積極的な広告や情報発信を行っていないところが多く、実際には訪日外国人に認知されていない。また、インターネットに対応している料亭・割烹は少ないため、電話予約が基本となり、外国人旅行者にとっては予約を取ることすら困難な状態なのである。さらには、料亭・割烹はメニューがない「おまかせ」という固有の商習慣を持つなど、訪日外国人にとっては敷居が高く感じられる。

同サービスでは、インターネット予約に対応していない施設を含む京都の料亭・割烹の施設情報をガイドブックに掲載し、観光案内所や京都主要ホテルにて無料で配布し、訪日外国人が希望する施設の予約・決済を代行する。これにより、訪日外国人が京都の料亭・割烹を利用する機会を作り出す。

 

京都の料亭・割烹を予約、決済までの流れ

  1. ガイドブックにて施設・メニューを選択
  2. KTIC京都にご来店、または電話にて予約(英語・中国語)
  3. KTIC京都/コールセンターのスタッフが施設に電話で予約
  4. 予約確定後、KTIC京都にて現金またはクレジットカードにて支払
  5. 支払完了後、KTIC京都が予約確認書を発行
  6. 施設に予約確認書を提示し、食事を実施(飲料、追加注文等はお店で支払)

 

民泊・宿泊施設利用者の満足度を向上させる

「京都の料亭・割烹」と聞いて、日本人でも敷居が高いと感じる方は多いのではないだろうか。ましてや外国人旅行者にとってはインターネットで情報を集めることすらできず、たまたま前を通りかかったとしても気軽に入れるようなものでもない。日本食を楽しみにしてきた旅行者にとって、今回発表されたガイドブックは彼らの需要に合致し、施設に置いておくだけで旅行者の満足度をあげるものとなる。今後も訪日外国人旅行者に向けた新サービスは各社から続々とリリースされるだろう。そうしたサービスのなかで、有効活用できるものがあれば、まずは自身の運営施設に取り込んでみてはいかがだろうか。

 

参照:「訪日外国人向け新サービス「“京都の料亭・割烹”予約決済代行サービス」提供開始~JTBがインバウンド客の「和食体験」をサポート~